40肩、50肩とは巷のあだ名です。整形外科的には肩関節周囲炎といいます。基本的には棘上筋という筋肉の部分断裂です。これをかばい色々な筋肉痛が現れて複雑多岐に見せています。古い考えの医療機関では、直ぐに運動療法を行うところもありますがこれでは逆効果です。
基本的に体はどこでも一緒です。ケガには炎症期(急性期)と回復期(リハビリ)があります。
炎症期は安静冷却が中心です。ただし、ここで注意があります。棘上筋は腕の重さを支える筋肉ですので腕を垂らしていると傷口が引き延ばされて治りません。傷口を近づけるために三角巾で腕を吊り、腕の重さを取ってやることが重要です。
やはり当院では最速1週間で炎症期を終了します。そして回復期治療に移行します。
(注意)肩関節が固まって動かなくなる「拘縮症」はこわい?
拘縮は体の防御反応です。患者さんが傷口を動かし続けて2次損傷、3次損傷と自傷行為を続けると、体の防御反応が作動して傷口を急速に固めて傷口の拡大を防ぎます。
癒着も原因になります。これも動かし続けることで傷口から細胞液があふれ出て周りの組織同士を接着させてしまう病気です。
原因は炎症期の運動です。ですから炎症期の見極めをせず運動療法をすると悪化し最悪肩関節が固まって「拘縮症」になります。
運悪く「拘縮症」になった方は強制運動で拘縮を治さなければなりません。ここでも重要な注意があります。「拘縮症」の方は多くの場合、体の防御反応が起動していますので優しくでも着実に矯正しなければなりません。焦って強く早く強制運動をするとかえって悪化します。まるで硬い体をストレッチするようにゆっくりと着実のやることです。
(コツ)強制をやり過ぎると体からサインが出ます。これが出たら2~3日お休みです。そのサイトは、強制運動終了後に「うずく痛み」が5分以上出たら駄目です。
是非試してみましょう。1週間です。なかなか治らない40肩。それをポケットの入れて、もしくは三角巾で吊ってかばってください。どうしても使う際は、脇をくっつけて体の正面で作業してください。自転車・バイクはハンドル操作で肩症状悪化します。1週間避けるか、痛い肩側は優しくハンドルの手を乗せるだけ。
寝るときはうつ伏せと痛い肩を下にするのは禁止。仰向けでは痛い肩の下にタオルを入れて下から持ち上げるようにしてください。(運動禁止・入浴禁止・アルコール禁止)
肩の痛みがなかなか取れない。
治療院で診てもらっているが変わらない。
肩関節が固まってきた。
このような方、当院にお越しください。
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